我が家のDIY塗装

一軒丸ごと ハウス・セルフ・ペイント

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日時  項目    172 実施事項 ノウハウ等                  494 購入品 価格、 Q & A    225


HPの形態が定まらないが取りあえず、過去の物は置いておいて、下記の日程から、掲載することにして、この前の物は
後日追加することにする。(そうでないと、何時までも中身が掲載出来ない。纏め方は途中で大変更するかも。
上記の表題もまったくいい加減である。写真のはめ込み等も不完全である。お許しあれ。)

2012/11/04 (日)
腰痛

腰痛が激しく、本日は休み。晴天なのに、塗れないのはかなり悔しい。
HP2本の作業をするだけで、机には長時間向かえない。あとはテレビや新聞をベッドの中で見るだけ。
午後、自転車に乗り、運動。これは良かった。

腰痛の専門医に通った時、運動を勧められ、リハビリルームにて、看護師に自転車こぎをさせられた。立って歩く、ウォーキングが適度の運動で良いが、腰痛の場合、体重を支える筋力が弱っている為、ウォーキングは腰の為に良く無い。そこで、体重を軽くして歩く、つまり、水中散歩が良いとのこと。
しかし、プールに通えない場合は自転車に乗り、体重の負担を軽減させながら、足腰を鍛えるのが勧められる、との事で、実際にかなりよかった。それを思い出し、痛みが出ない程度に頑張った。

  
2012/11/05 (月)
曇りから雨。 休養。
他のHPの更新をせざるを得なかった為、机に向かう時間が長かった事が災いしてか、昨日よりも腰痛が激しい。家内が湿布を買ってきてくれたので大きいのを2枚張る。とても良い。

 
2012/11/06 (火)


曽根さんよりメール3通 

雨が続いた。休養。 湿布は効いている。 

@DIY塗装のHPの更新がされていないので、催促と、改善案をサジェストしてくれた。出来る事は即実施するも、全体の纏め方が決められない。取りあえず、現在は日記風にまとめているだけなので、HPをどういう風に纏めると様になるのか、どうも良い案が思いつかない。

訪問者カウンターは、未だ中身が無い為、使う状態では無い。当分保留とする。

A用具とその用途に関する情報を写真付きで呉れた。中身が濃いので、略そのまま次の欄に掲載する。

 
B用具代に付いての支払はオンラインで即完了。
銀行からの自動応答で、受付が完了されたメールを受信。
一安心である。

「みずほダイレクト」の情報を不正に入手しようとする ポップアップ画面にご注意ください(必ずお読みください)
のメールが送付されて来たばかりだった為。

http://dm.mizuhobank.co.jp/u/
No/5892/fhd774H7ci0D_2774
5564/121105_1.html


2012/11/06 (火) 15:56
曽根⇒HK


屋根塗装

(用具と用途、塗り方に対する曽根さんからのメール)
カラーベスト塗りの動画

















重なりめの段差部分








一度に塗る巾




継ぎ目部分






道具の選択




高粘度塗料の場合の道具



横舟













縦舟
























私がカラーベストを塗っているところの動画です。
 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=AK_tEPfddNI

「バケット」(塗料を入れている容器)の角に付けてある
針金状のものは「虎シゴキ」というグッズで,
刷毛に付いた余分な塗料をしごきとるのに大変便利で,
太目の針金を工夫して取り付ければ代用可能です。

「バケット」の内側に「内容器」を付けていますか?
「バケット」が乾燥した塗料の付着で太ってしまわないように
洗うのは手間がかかるので,通常は「内容器」を使用します。
上の動画のものは,「虎 内容器」というもので
ネットの代わりに内側に凹凸が付いています。

ローラーは「黒虎」で,塗料は「弱溶剤2液形シリコン」です。

重なりめの段差のところはハケ塗りします。
はじめに斜めにローラーを動かしているのは
塗装の厚さをなるべく揃えたいので,塗料を「配って」います。
このとき,下から上にローラーを動かすのはNGです。
重なり目に塗料が押し込まれてしまいますから。
配った後の「均し」は重なりめに当てないよう横方向のみ,
2往復程度で済ませます。
何度も均していると,塗料が乾いてきて引っ張られるだけで
良いことは何もありません。
特に表面乾燥が早い塗料の場合,
ローラーの毛質によっては毛先が引っ張られて千切れ
塗膜に張り付いてしまい見苦しくなります。

一度に塗る巾は塗料の性質や気温によって変えます。
高さは3段から4段くらいでしょう。
5段とか6段でも できなくはないですが
屈む角度が深くなりキツくなります。

それから,横方向の突き付けの継ぎ目は「通過点」にしてください。
つい,ここを区切りにして塗りたくなりますが,
そうすると継ぎ目の上をローラーが通過する回数が増えるため
継ぎ目から下に塗料が垂れ流れやすくなります。

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外壁でも,カラーベストのような道具の選択をすることがあります。
こんなふうに
 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=HfcsOkJpeWY

しかし,微弾性フィラーも「ジョリパットフレッシュ」も
比較的粘度の高い塗料であるため,この方法↑は不向きです。

で,高粘度塗料の場合は,以下のようなやり方をします。

一斗缶を横にして切って作った「横舟」と
大きめの金属のネットを使用して,
ガサガサで穴だらけのスタッコを塗っているところです。
 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jdFfjVPbOfg

ローラーに塗料を付けるため何度も屈むので結構腰に来ます。
ハケはハケで,別の丸い容器に入れて持ち運び,
窓の周りなどをハケで塗ってから,それが乾かないうちに
ローラーで平面部を塗りました。

このくらいたっぷり塗る場合は,このような方法でないと
すぐに塗料が無くなり足場から降りる回数が増えてしまうのです。

それから,一斗缶を縦の状態で上部を切って使う「縦舟」
という方法もあります。
→添付ファイル「tatebune.JPG」


角を全部切らずにちょっと残すとしっかりします。
持ち手は横を切り抜いて,段ボールを巻きました。
ネットはプラスチックで,
休憩のたびにハケに水を付けてこすり洗いしますが
最終的にはゴテゴテになり目詰まりしてオシャカでしょう。
ネットが外れないように,ガムテープで止めて使います

 
  

  
ぴったり君
















ペットボトル



































ダメコミ

缶の脇に付けてあるのは「ぴったり君」というグッズです
→添付ファイル「pittari_kun.JPG」

ハケを持つ代わりに入れておくために使っています。
切断したペットボトルなどを缶に張り付けて
代用する方法もあります。

頻繁にハケ塗りをする状況だと,
舟の中の塗料をハケに付けるよりも
ハケ塗り用に別途容器
(丸くて取っ手が付いた4Lくらいのもの)
があったほうが良いですが,
ハケをほとんど使わないような状況ならば
「縦舟」+「ぴったり君」で十分です。

「縦舟」をずっと片手に持ったまま塗り続ければ屈まない分
「横船」を足場に置いて作業するよりも早いですが
ずっと持っているのは結構くたびれるので,
縦舟の高さを半分くらいにしている職人もいます。

ハケ塗りを先行して行い,ハケ塗りを終えてから
ローラーで塗るという方法もありますが
ハケ塗りの部分が乾いた後にローラー塗りする部分と重なると,
その重なり部分の塗装が厚くなって目立つ場合があるので,
(既存の状況によりますが)仕上がりを重視する店では
各人がハケとローラーを持って同時進行することが多いです。

ちなみに,安い店や利益を最重要視する店は,
ハケは滅多に使わず,ローラーだけで塗ります。
狭いところや端っこはガツッガツッガツッとローラーで突っつくのです。
ローラーではどうしても塗れないところは無視して
上塗1回分だけハケ塗りするか,あるいは,
施主さんから見えて指摘されそうなところだけハケ塗りします。
(実際に一職人としてそういう店に手伝いに行って体験してます)
HKさんのお家・仕様の場合,ハケ塗りを省略するだけで,
おそらく6人工くらい浮かせることができますから,
商売として作業する立場だとしたら大差であり,
その分安くするか儲けることが可能になるわけであります。

窓の周りとか軒裏との境目とかを先にハケ塗りすることを
塗装職人は「ダメコミ」といいます。
「ダメコミ」を省いたらちゃんとした3回塗りとはいえませんけれども
では,「ダメコミ」を省いたからといって,
次回10年後に塗り替えるつもりだったものが
5年後になってしまったりするのかというと,
必ずしもそうとは限らないので,
「費用対効果」のようなことを考えると
安くないと消費者から選ばれにくくなるという現実がありますから
一概に「手抜き」と断じることは難しい気もします。

DIYの場合はご自身のお家なので,
曽根塗装店のように隅々まで本当に3回塗りするのか,
ある程度“抜く”か,ご自身で決定してください。


当方はぴったり君の代用として空き缶を使っています。不要なネクタイピンを釣り糸で止めています。選択バサミでも良いのですが、飛出し部分が大きくならない様に廃物利用です。
缶は缶ビールの方が良いかも。
(太めの物も入るので)


(塗布場所と
刷毛・ローラーの関係)



















カラーベスト

ローラーの工夫
使用前処理


ハンドルに差し込むとき




軒裏
ビルデック












破風板や幕板やトタン












微弾性フィラー
ジョリパットフレッシ

















「黒虎」はカラーベストにも外壁にも使えます。

「黒虎」4本のうち1本は
両端の毛を良く切れるハサミで丸くカットしています。
そうしないと,使っているうちに両端に筋が出るようになるからです。

それから,ローラーのハンドルに差し込むときは,
根元まで入れてから5ミリくらい(抜く方向に)戻してください。
根元まで差し込んだ状態だと塗料が垂れる原因になる場合があるので。

「ホワイトライオン」は軒裏に「ビルデック」を塗るのに適しています。
こちらはハサミで切ったりライターであぶったりする必要はないです。

今お使いのローラーは何かわかりませんが,
たぶんお送りしたものの方が使い心地が良いはずです。

ローラーはいずれも「スモール6インチ」というサイズです。
この上に,もう少し太くて長い
「ミドル7インチ」というサイズがありますが
塗料を含ませると結構重くなりますし,
太いため細かい&狭いところ用に
「スモール4インチ」が必要になったりするので
あまりお勧めしません。

「祭」というハケは,価格の割には良いハケです。
破風板や幕板やトタンなどを塗るときに使ってください。
軒裏の塗装に使っても可ですが,
カラーベストに使うには少し柔らかすぎるかもしれません。

今お使いの刷毛と比べてみてください。

「スーパーやまびこ/大塚刷毛」「宇宙/好川産業」など,
当方が常用しているハケは価格が5倍以上なので,
お送りするのをやめました。
もっといいハケを送ってくれ,というご要望がありましたら
お送りします。

「白豚短柄」と同じ毛質の「10号」は
「微弾性フィラー」や「ジョリパットフレッシュ」を
塗るときに使ってください。

ホームセンターのものは
まともなローラーは高いですし,
ハケは当たり外れが激しく,
良いハケだと安くは売っていないように思います。

塗料販売店に行って,使用する塗料を言って,
それに適した売れ筋のハケが欲しいといえば
だいたいハズレは無いと思います。


こうしてメールを書いていると,
DIYガイドを作るのは結構楽しいかもしれないな
と,思えます。
ただ,今は時間が無いですけど。

  
2012/11/07 (水)







養生方法の進歩
(使う用具を変えると!) 




後日の
曽根さんのアドバイス

2Fの軒天の養生と下塗り。東側、北側の半分終了。
バケットに下げる、刷毛入れを作成。
アルミ缶とネクタイピン(不要なもの。選択ばさみでOK)
缶ビールの缶の方が良かったかも。(大は小を兼ねる)

曽根さんに送って頂いたホワイトライオンのローラーを早速使った。
6インチ、13oと小さい為、塗料を何回も付けなければならないが、垂れは非常に少なくなった。径が小さい為、壁の養生は、1100oのマスカーは不要となり、梱包用のテープでOKとなった。凄い進歩。節約である。工数も遥かに少なくて済んだ。


梱包用紙テープの使用はNG。
(右写真は家にあったものを幅が丁度良いからと使ったのだが)、シーラーを含めた塗料の3回塗りの全工程を考えると、かなり長期間となる。この場合、紙テープの接着剤の強さや転写等により、塗料の剥がれや、接着剤の残留等に起因するトラブルが発生する可能性が高い。この為、家庭用梱包の紙テープは使用しない方が良い。

大きなローラーを使用していた
時の養生


ホワイトライオン・スモール・
ローラー使用時の養生

2012/11/08 (木)
2F軒天塗装
2012/11/09 (金)







マスカーテープ張り
凸凹面の処理 

ベランダ下の補修の模様付の為の専門の塗装屋さん来訪 10時

流石本職。養生も手早い。ガムテープやマスカーテープ等を腕に通し、口にくわえる等して動作に無駄が少ない。

マスカーテープがシッカリ固定出来ない凸凹の場所へは、スプレー糊、を使っていた。
但し、後日、曽根さんに聞いたら、スプレー糊を使うと、ゴミなどが付きやすく成る為仕上げ塗装が済んだ箇所には絶対使わない様にとのこと。通常は粗面様の幅広のテープを使うべき。



養生、「りんどう」の模様付{(ジョリパット(アイカ工業)と同種塗料のベルアート(SK科研)使用}を含め約2時間半で終了。さすが手慣れたもの。大いに参考になった。




りんどうのパターンローラーを
始めて見た。


当方、2F軒天の塗装1回目終了

ローラーを軒裏を塗るのに適している、「ホワイトライオン」を使い始め、更に可なり慣れて来たので、マスカーテープは使わず、紙テープの養生だけで、出来る様にはなった。

屋根や破風の関係で、ヘルメットを付けると顔も通らない様な狭い足場の所もありながら、足元は、ヘたすると、落下するぐらいの隙間がある、最高部での塗装は恐怖心もあり、さすがに大変であった。

明日 2回目半分を実施。全部終了の予定

屋根2回目と縁切りを実施。

2012/11/10 (土)









縁切り

軒天は終了。
通常は2回塗りであるが、当方は3回塗りをした勘定になる。

屋根の上塗り2回目の箇所の縁切りを行った。
下塗り(浸透マイルドシーラー)を丁寧に2回塗りした上、上塗りを2回から3回塗っていた為、スレート瓦はしっかり張り付いており、タスペーサーを付けた所も塞がっているところがかなりあった。

縁切りは大変。屋根の1/4を縁切りするのに、3時間以上かかった。
1か所スレート瓦がヒビが入っていたのか、簡単に割れてしまった。
ビックリしたが仕方がない。
黒の変性コーキング剤で接着し、後日、再塗装することにした。
縁切りの為に写真の様に、カッターとハンマー(金槌)を使ったが
スレート瓦へカッターを入れるにはNGの場所があることが判った。
タスペーサーを入れる様なギザギザの縁の、へっこみの場所にはカッターを入れてはいけない。
密着度が強いと縁が欠けてしまう。

この件については追って要述する。非常に重要なことである。











屋根塗装でしてはいけない事。
@ 段差部分を、しっかり塗り過ぎること。
A タスペーサーの機能を信用し過ぎること。
B タスペーサー部分に塗料を染み込ませること。

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